2002年度 東北地理学会秋季大会

1.期 日  2002年10月12日(土)〜13日(日)

2.会 場  弘前大学農学生命科学部 〒036-8560 弘前市文京町1

3.日 程 10月12日(土)  9:00  受付開始
               9:30〜15:30 研究発表(昼食は学内食堂)
              15:30〜17:30 シンポジウム「GISと地域づくり」
              18:00〜20:00 懇親会
      10月13日(日)  8:30〜18:00 巡検

4.懇親会 場所 弘前パークホテル 会費 4,500円(学生・院生は3,000円)

5.シンポジウム「GISと地域づくり」

6.巡 検  テーマ:「奥津軽」 津軽地方半島部の,自然・民俗・土地利用などについて,今日の問題を探る.
コース:8:30発 弘前大学正門前−弘前市内城下町−岩木山北麓(土地利用変化等)−出来島(最終氷期埋没林)−十三湖(昼食)−金木(川倉地蔵尊,弘前大学金木農場)−青森湾西岸−青森駅・青森空港(ANAおよびJASの東京最終便に搭乗可能)・弘前駅経由−弘前大学 18:00着

地形図:縮尺1/5万 「弘前」「五所川原」「小泊」「金木」「油川」「青森西部」


案内者:太田耕正,成田 敏(青森県郷土館),福士壽一(弘前学院大・非),北村 繁(弘前学院大),牧田 肇・後藤雄二・檜垣大助・後藤 寛・小岩直人(弘前大)
費 用:5,000円

連絡先:東北地理学会弘前大会 実行委員会
TEL・FAX 0172-39-3347 E-mail koiwa@cc.hirosaki-u.ac.jp

7.会場への交通案内
JR弘前駅よりバスで15分.3番乗り場より「松原行」「狼森行」「自衛隊前行」「聖愛高校行」に乗車.「弘大農学生命科学部前」または「弘前大学前」下車.


2002年 度東北地理学会秋季大会プログラム

カッコ内は開始時間,*は口頭発表者
s:スライド p:液晶プロジェクター e:ポスター展示 S:12+5分 L:20+6分

10月12日(土) 
第1会場
午前( 9:30〜12:21)
1-01 S( 9:30)水本匡起(東北大・院)・平野信一(東北大):長井盆地・米沢盆地西縁断層における完新世の断層活動と変位地形
1-02 S( 9:47)大月義徳(東北大):津軽平野東縁部における鮮新世以降の地殻変動過程
1-03p S(10:04)小岩直人(弘前大)・古田智弘(東北大・院)・田村俊和(立正大):北上山地北縁地域における表層崩壊の発生位置−1999年10月豪雨の事例−
1-04p L(10:21)内山庄一郎(東北学院大・院)・井口 隆((独)防災科学技術研究所):レーザー地形測量による地すべり地形の微細構造把握
1-05 S(10:47)佐々木俊法((株)阪神コンサルタンツ)・井上大榮((財)電力中央研究所)・柳田 誠((株)阪神コンサルタンツ)・Weon-Hack Choi・Chun-Joong Chang(韓国電力研究所):韓国東海岸におけるAtaの発見とレスによる海岸段丘の編年
1-06 S(11:04)伊藤晶文(東北大・研):岩手県一関地域の氾濫原および一関・中田間谷底平野の形成過程
1-07 S(11:21)古田 昇(徳島文理大):尾道の地形環境
1-08 S(11:38)境田清隆(東北大)・ヘニースハルソノ(ボゴール農科大):雨季と乾季における気温減率の相違について−西ジャワの観測から−

1-09 L(11:55)山下脩二(東京学芸大)・辻 忠恭(立正大・院):信州高山村の松川扇状地における気温分布の特徴
午後(13:30〜15:30)
1-10p S(13:30)牧田 肇(弘前大)・曽雌裕康(栃木県):森林植生変化の追跡と森林簿の利用
1-11 S(13:47)新川幹郎(法政大・院)・土方智紀(法政大・聴)・漆原和子(法政大):近年の関東平野におけるスギ衰退について
1-12p S(14:04)宮城豊彦(東北学院大)・林 一成(東北学院大・学)・Vien Ngoc Nam(ホーチミン市農業局):ベトナム・カンザ地区におけるデルタ型マングローブ林の修復過程に関する基礎的分析
1-13 L(14:21)豊島正幸・菊池潤子(岩手県立大):中小河川におけるCODの日変動と流域内の水移動
1-14 S(14:47)栗原宏彰(福井県立大・院)・北川靖夫(福井県立大)・長塚鎮男:福井・石川県境風谷峠に分布する赤色系土壌の生成と分類
1-15 L(15:04)米地文夫(岩手県立大):太平洋の名称について−本来は「大」平洋であった−

第2会場
午前( 9:30〜12:14)
2-01p  L( 9:30)櫛引素夫(弘前大・院):東北新幹線八戸駅開業に向けての地元の諸課題
2-02  L( 9:56)初沢敏生(福島大)・早坂 陽(福島大・学):「新庄まつり」の地域的存続基盤
2-03s  L(10:22)杉浦 直(岩手大):サンフランシスコ・ジャパンタウン・ナウ−再開発30年後の現状と課題−
2-04  S(10:48)青柳光太郎(東北学院大):秋田県花輪・大館・鷹巣盆地の農業的土地利用の変化
2-05  S(11:05)両角政彦(日本大・非):輸入球根増加期における花き産地の変貌−原料と製品の需給関係に着目して−
2-06  L(11:22)藤原健蔵(広島経済大):2001年芸予地震の地震動特性と住家被害
2-07pe L(11:48)赤桐毅一((財)河川情報センター):洪水ハザードマップの現状と課題
午後(13:30〜14:48)
2-08  L(13:30)酒井宣昭(東北学院大・院):川連漆器産地における生産構造−原材料・労働力を中心として−
2-09se L(13:56)斉藤實則(聖霊女子短大)・大坂昭治・田中弓子・菅 恵・藤原さゆり(聖霊女子短大・学):横手盆地における漬物加工の生産構造
2-10s  L(14:22)斉藤實則(聖霊女子短大)・鎌田綾子(聖霊女子短大・研):八郎潟周辺地域の佃煮産業

シンポジウム  テーマ:「GISと地域づくり」

第2会場
午後(15:30〜17:30)
コーディネータ:増田 聡(東北大)

発表
宮城豊彦(東北学院大)・内山庄一郎(東北学院大・院)・良田由美(東北学院大・学):災害に強い町づくりとGIS―静岡県金谷町における実践例―
後藤 寛(弘前大):GISエリアマーケティングから地域を考える:会員制スポーツクラブの事例
佐藤裕一(はらまち未来研究所)・佐土原聡(横浜国立大):学民連携によるGISを利用したまちづくりの可能性


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