東北地理学会・秋田地理学会
2004年度秋季学術大会プログラム

1.期 日  2004年10月16日(土)〜17日(日)

2.会 場  秋田大学教育文化学部3号館

       〒010-8502 秋田市手形学園町1-1 Tel・Fax 018-889-2662(松村)

3.日 程

 10月16日(土)

  10:00〜11:25 研究発表(第1会場【自然】)

  09:00〜12:22 研究発表(第2会場【人文】)

  13:00〜13:59 研究発表(第2会場【共通】)

  14:03〜17:00 研究発表(第1会場【自然】)

  13:59〜16:56 研究発表(第2会場【人文】)

 10月17日(日)

  08:00〜19:00 巡検

4.昼食について

  秋季大会研究発表(10月16日、土)は、第2会場は午前の部は12:22まで、午後の部は13:00から発表が組まれており、お昼休みの時間はあまりありません。また、会場校の生協食堂は閉店しており、会場周辺の食堂等も限られております。前もってこの点をお含み置き下さい。なお、当日会場受付で、会場周辺の食堂等のマップを用意して頂きますので、ご覧下さい。

5.懇親会

  場所:第一会館本館(秋田市大町5丁目4-28 Tel 018-864-1166)

  会費 5,000円 (学生・院生は3,500円)

6.会場への交通案内

  JR秋田駅から徒歩15分

  秋田中央交通 秋田駅前4番乗り場から

  大学病院線「秋田大学前」下車徒歩1分

  仁別リゾート公園線または秋田温泉線「住吉町」下車徒歩1分

   いずれも秋田駅前から四つ目のバス停で下車、運賃150円

7.巡検案内

テーマ:本荘由利地方探訪

コース:乗車地

秋田大学図書館   (8:00)
広小路・アトリオン前(8:10)
大町・交通公社前  (8:15)

本荘(小都市の郊外化)

鳥海高原(南由利原の開拓と観光) 岱山温水路 象潟(昼食、上浜の湧水、九十九島) 金浦(金浦漁港と波除石垣) 仁賀保(TDKと酒造) 岩城(城下町亀田の景観) 秋田駅(18:30) 秋田大学図書館前

地形図:1/5万 秋田、羽後和田、本荘、矢島、象潟、吹浦

案内者:松村公明,清野太門,藤原 崇,青木貞憲,肥田 登,篠原秀一,千葉 丈,石動志乃夫 (案内担当順)

連 絡:1.鳥海山の湧水見学に当たっては、海岸波打ち際の岩場を歩きますので、靴・服装にご留意ください。

    2.天候などによってはルートが変更になる場合があります。

 

研究発表プログラム

括弧内は開始時刻  * は口頭発表者

  使用機器 s:スライド  o:OHP  p:液晶プロジェクター

  発表・討論時間 S:12+5分 L:20+5分

10月16日(土)

第1会場

午前( 10:00〜11:25)(自然分野)

1-01p S(10:00) 千葉 晃(亜細亜大・非常勤):アメダス10分値による冬季の北海道・東北における最低気温記録時刻の地理的分布

1-02o S(10:17) 石川 勲(東北学院大):福島盆地信夫山南北斜面における2002年春の気温特性

1-03p S(10:34) 柏木麻子*(秋田大・学)・広川信也((株)ソユー):秋田県小安峡大噴湯の湧出量と河川水温

1-04p S(10:51) 大月義徳*(東北大)・松林 武(東北大・研):中央ケニア、Nyandarua(Aberdare)山地北東麓の斜面水文特性―2004年大雨季における観測事例より―

1-05o S(11:08) 松林 武(東北大・研):仙台近郊、複数の丘陵地における谷壁斜面に沿った植生構造の比較

午後(13:00〜13:59)(共通分野)

2-11〜13の発表が第2会場で行なわれます。

午後(14:03〜17:00)(自然分野)

1-06p S(14:03) 村山良之(東北大):地形改変地の建物被害と土地条件―1995兵庫県南部地震による神戸市垂水区の被災事例―

1-07op S(14:20) 田村俊和(立正大):モンゴル高原北部における2段の削剥平坦面

1-08so S(14:37) 栗山知士(秋田県立能代工高):米代川下流域左岸、大台野付近の活断層

1-09p L(14:54) 氷高草多(東北大・院):西南北海道、黒松内低地帯南部における下部〜中部更新統瀬棚層堆積期以降の地殻変動

1-10o L(15:19) 崔 成吉*(韓国公州大)・李 憲鍾(韓国木浦大):河成段丘からみた韓半島西南部地域の第四紀地殻変動

1-11o S(15:44) 木村和雄(鳴門教育大):四国東部、阿讃山脈南斜面における大規模地すべり地形の時空間

1-12p S(16:01) 金 俊之*(弘前大・院)・桧垣大助(弘前大):地すべり地形変遷と河川地形変動について―秋田県成瀬川流域を例として―

1-13p S(16:18) 桧垣大助*(弘前大)・梅村 順(日本大)永田雄高(弘前大・院)デオラジグラン(ブータン政府地質調査所):ブータン西部プナカ周辺のGLOF堆積物

1-14p L(16:35) 今泉俊文*(東北大)・千屋断層緊急調査委員会:秋田県千屋断層(国指定天然記念物)の保存と緊急調査について

第2会場

午前( 9:00〜12:22)(人文分野) 

2-01p L( 9:00) 高田明典(立正大・研):千葉県長生郡長南町における耕作放棄地の拡大

2-02o S( 9:25) 筑後百合子:秋田県比内町におけるトンブリ生産とその農業経営

2-03s S( 9:42) 菊池勝俊(秋田県地誌研究会):横手盆地における花卉栽培の推移

2-04o S( 9:59) 向後紀代美*(東北学院大)・斉藤 祥(ダイシン):若者は農業をどう考えているのか―大学生の意識調査と若手農業実践者への聞きとり調査から―

2-05 S(10:16) 塚田たづ(秋田県地誌研究会)・小野一巳(秋田県立仁賀保高)・武藤憲一(秋田県立秋田東高)・浅野貞一*(秋田県立秋田工高)・中村 薫(秋田県立五城目高)・渡辺義人(秋田県立新屋高)・佐藤嘉彦(秋田市立秋田商高):秋田県馬場目川流域における人口減少―五城目町の場合―

2-06sop L(10:33) 塚田たづ(秋田県地誌研究会)・小野一巳(秋田県立仁賀保高)・武藤憲一(秋田県立秋田東高)・浅野貞一(秋田県立秋田工高)・中村 薫*(秋田県立五城目高)・渡辺義人(秋田県立新屋高)・佐藤嘉彦(秋田市立秋田商高):秋田県馬場目川流域の人口減少に伴う地域の変容―五城目町内川地区の場合―

2-07o L(10:58) 葛西大和(山形大):鉄道輸送の進展が秋田県の商品流通に及ぼした影響について

2-08o S(11:23) 永田由香子:秋田県における景観要素からみた臨海集落の特色と分類

2-09 L(11:40) 石郷岡信行(岩手県立盛岡第一高):岩手県大迫町における中学卒業者の進学行動と公立高校の統廃合問題

2-10p S(12:05) 阿部 隆(日本女子大):国勢調査における「不詳」事について

午後(13:00〜13:59)(共通分野)

2-11so S(13:00) 斎藤實則(秋田県地誌研究会)・大坂昭治(秋田県地誌研究会)・伊藤 尚*(秋田県地誌研究会):楢岡川流域のため池と農業水利

2-12so L(13:17) 斎藤實則(秋田県地誌研究会)・伊藤 尚(秋田県地誌研究会)・大坂昭治*(秋田県地誌研究会):雄物川上流域の農業水利と新田開発

2-13o S(13:42) 志村 喬(上越教育大):地理的探究を重視した学習過程と英国地理教育論―「ナショナル・カリキュラム地理」改訂からみえるもの―

午後(13:59〜16:56)(人文分野)

2-14p L(13:59) 辻井宏仁(京都大・院):大阪市船場地区におけるマンション居住者の特性

2-15p L(14:24) 日野正輝(東北大):地方主要都市におけるオフィスビルの空室の増大の背景

2-16p S(14:49) 山本健太(東北大・院):浜松都心地域における卸売事業所の立地展開

2-17o S(15:06) 嵯峨一美(秋田大):近代化事業による秋田市通町商店街の変化

2-18o S(15:23) 渡邉飛鳥(秋田県立矢島高・非常勤):秋田商圏と酒田商圏の境界地域における消費者買物行動

2-19p S(15:40) 小田隆史(東北大・院):北米都市における貧困再生産プロセス―難民定住を事例に―

2-20op L(15:57) 山田浩久(山形大):酒田市飛島における住民の生活行動

2-21 S(16:22) 遠藤匡俊*(岩手大)・張  政(中国黒竜江省民族博物館):狩猟採集民アイヌとオロチョンの集落

2-22p S(16:39) 實 一穂(九州大・院):戦前日本における地政学―太平洋協会を中心に―