本学会はその設立当初から災害を対象とした研究の発展と向上を目指して参りました。
とりわけ,未曾有の被害をもたらした東日本大震災をはじめ,近年の気候変動に伴う豪雨災害など,
防災・減災に資する災害研究はそのニーズが高まっており,
本学会においても「東北地理学会会員が実施する緊急災害調査に対する支援に関する内規」を制定し,
調査に関する支援金を支給しております。
この度,幹事会ではかかる災害研究のさらなる進展を目指し,
緊急災害調査支援制度の拡充を行うべく内規を改正することと致しました。
以下にその内規を掲載します。つきましては,会員各位には本支援制度の積極的な活用についてよろしくお願い申し上げます。
東北地理学会は地理学の視点から自然災害研究の向上に貢献する目的の下, 本格的な調査研究費の獲得と使用が難しい時期に東北地理学会会員が実施する災害現地調査に対して支援を行う。
地震,液状化,火山噴火,津波,高潮,暴風,洪水,斜面崩壊,土石流,林野火災などの自然災害,その他重大な事件・事故等
東北地理学会の会員(購読会員は除く)
調査支援金の額は,調査上の必要性及び当該年度の予算の状況に応じて,幹事会が決定する。
件数 3件程度
総額 30万円
調査支援金の支給を受けた会員は,調査実施後速やかに,「東北地理学会緊急災害調査支援金」を受給して実施した調査である旨を付記した成果報告書を東北地理学会に対して提出する。
調査支援金を受領した会員は,調査の成果を学会や論文等で発表する際には,「東北地理学会緊急災害調査支援金」による支援を受けた旨を付記する。
提出先: tgajim@gmail.com (@は半角にして下さい)東北地理学会事務局
お問い合わせ:東北地理学会事務局
〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6‐3 東北大学大学院理学研究科地理学教室内
電話:022‐711‐0593